くーちゃんの 報復

く「ぷんは、こっちにこないでください!!!」

くーちゃんパイセン

ふたりで写真とられるのも嫌なおねえさま

くーちゃんはおねえさんだからでしょうか、それともカッコつけガールだからでしょうか、飼い主たちに甘えているところや、お手入れなどで「いやー」ってなっているところをぷんちゃんに見られるのを、極端に嫌います。

例えば

以下のような感じです。

・ ぷんちゃんがいるところでは、飼い主たちに甘えない

・ ぷんちゃんがくると、うふうふは中止

・ ぷんちゃんに向けての「シャー!!!」が早い
  爪切りとかブラッシングしているとき、飼い主に向けては不快であることを段階的に伝えます。
  具体的には、最初はかわいい声で「イヤー」と言い続け、それでも終わらないときは「ゔーーーーーーー」に移行し、最終的にもう我慢できない!!!となったら「シャー!!!」を繰り出します。

  しかしながら、お手入れ中にぷんちゃんが目に入ると、すぐに嫌度Maxの「シャー!!!」をぷんちゃんに向けて放ちます。

・ おもちゃなんて興味ないわ
  おもちゃで遊んでいてもぷんちゃんがくると、
  く「くーちゃん、こんなこどもだましであそびませんよ」
  みたいな顔をして、すっといなくなったりします。

うふうふキャンセル

上記で「うふうふ中止」がありますが、以下の内容がほぼ日課となりつつあります。

まず、日課として、朝晩のうふうふタイムが存在します。

うふうふ中

この「うふうふ」の進行が、以下に固定されつつあります。

①ちょっとした小芝居
 グルーミング用手袋を持って
 飼い主1「あー、何だかねこをうふうふしたいなぁ、だれかうふうふさせてくれるねこはいないかなぁ」
 と小芝居をすると、
 く「くーちゃん、うふうふさせてあげてもいいですけど」
 といった感じでくーちゃんがキッチンに向かいます。

 ここでのポイントは、飼い主から申し出ていることです。
 くーちゃんがうふうふしてほしそうにソワソワしていたとしても、あくまで  「飼い主が」  「うふうふしたい」 んだと装います。
 ただの小芝居です。

②うふうふ開始
 思う存分、グルーミング用手袋でなでなでします。
 くーちゃんが転がり始めますが、気にせずなでなでします。
 物理的にも転がってゴロゴロしますし、最高潮に喜んでいるとゴロゴロ言いはじめます。

③ぷんくん行動開始
 うらやましいぷんくん、キッチンに近づいてきて、うふうふを見学します。

④くーちゃんがぷんくんに気付いたら
 ぷんちゃんの前でうふうふ最高潮状態を見せたくないので、ゴロゴロは終了し、スフィンクス座りかつお尻を下げた、くーちゃん的いつでも走り出せる体制になります。
 この体制でもなでなでは継続されます。

⑤く「がまんできません!!!」
 我慢できないには2パターンあります。

 ・パターン1 そんなにうふうふじゃなかったとき
  この場合、ぷんちゃんに見られている状況に我慢できなくなり、ぷんちゃんを一喝したり、殴ったりして立ち去っていきます。

 ・パターン2 最高潮のうふうふだった場合
  スフィンクス座りになっていたとしても、体はまだうふうふ状態なのでなでなでの気持ちよさに耐えきれず、ごろーんと転がってしまいます。

  状況的には以下のようになっていると想定されます。
  「ぷんがいるから、ごろごろしませんよ!」
   ↓
  なでなで
   ↓
  「なでなできもちいいですが、がまんです」
   ↓
  「きもちいいです、うふうふ」(ごろーん)
   ↓
  「!!!ぷんにみられた!!!」
   ↓
  ぷんちゃんに向かって「ゔーーーーーーーー、シャーーーーーー」
  ↓
  ぷんちゃんにパンチを食らわせて、立ち去っていきます。

理不尽ではあるが

ぷんちゃんは最近はちょっと大人の男としての自覚が芽生えたのか、甘えっ子が控えめになってきましたが、とはいえ自分からぷんぷーんとアピールしながら甘えることができる子です。

しかし、くーちゃんはおねえさんの気持ちが強いのか、自分から甘えることができないので、飼い主たちが気付いて甘やかしてあげる必要があります。

なので、甘えっ子になっているときには、十分に甘やかしてあげたいので、ぷんくんにはちょっと我慢してもらっています。

ちなみに

パターン1であってもパターン2であっても、くーちゃんがうふうふに満足していない場合、
1時間後くらいに、く「くーちゃん、うふうふしてあげてもいいですよ」と再チャレンジにくるのがとてもかわいいです。

「くーちゃん、もう勤務始めたからうふうふできませんよ」
とお伝えすると、しばらくキッチンで待ち続けたあと、悲しそうに立ち去っていくのが切ないですが、
多少ぷんちゃんに見られても我慢してうふうふ継続してほしいものです。

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